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ぼくが法学に絶望した日

最高裁の話をして思い出したのだが、法学はほとんど学問ではないと思う。そう思ったのはぼくが大学に入学して最初に受講した田中某という民法の教授の講義だった。田中某は当時有名な民法学者だったらしいが、開口一番「所有権は絶対」と言われてぼくは「法学」という学問そのものに失望した。ぼくは当時若干左派だったので「所有権は絶対」と言われると「それは何の根拠があるんじゃ」とか「そもそも地球の一部を自分のものにするということの根拠はなんじゃ」とか反発心がムラムラと起こった。(ぼくは今でも不動産は地球からお借りしているものだと思っています。)
そんな時、当時の法哲学の矢崎教授の授業はぼくにとって一服の清涼剤だった。しかも大学時代のぼくの成績にはめずらしく「優」をいただいた。もっとも提出したレポートはその当時信奉していたバートランド・ラッセルの受け売りに過ぎなかったのだが(笑)。法学の中にもし学問と呼べるものがあるとすれば法哲学ぐらいだろうと思う。
矢崎さんはお元気でしょうか?
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YUKI

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